「50年に一度の大雨」が超多い気がする。本当にそうなの?実際の意味について

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沖縄県宮古島市で50年に一度の大雨とのこと

最近ニュースで『50年に一度の大雨』という表現をよく目にする。

実際に50年に一度の大雨なのか?とすごく懐疑的になったのでまとめてみた。

50年に一度の大雨

実際に50年に一度の大雨なのか?という疑問

これについては後ほど説明したいと思うが実際に50年に一度のという意味は結論から話すと過去50年で一番という意味ではない

重要なことは「それぐらい珍しい」こと「それぐらい危険」ですよということを示している。

実際の観測データの範囲

観測データは1991年以降の観測データを元に構成される。

以上のことから現在2017年9月時点を考えると。

26年と9ヶ月なので実際に50年は経過していない。

本当は26年と9ヶ月なので約27年しか経っていないのだ。

50年に一度の表現が始まった時期

2013年8月から『大雨特別警報導入』が始まった。

それ以降気象庁の客観的指標として『50年に一度』という表現が始まった。

「当該地域では厳重な警戒が必要である」という表現のために50年に一度という言葉が用いられる。

ただ「過去最高の数値」で観測史上最も凄い数値の場合は『史上1位』という表現が追加される。

以下Yahooニュースを参考に追記

用語解説

50年に一度の大雨
2013年8月からの大雨特別警報導入にあたり、気象庁がその客観的指標として定めた値。1991年以降の観測データから、50年に一回程度の頻度で発生すると推定される降水量及び土壌雨量指数の値を超えた場合に発表される。なお、過去50年の間に実際に観測された値の最大値というわけではなく、大雨特別警報発表には更に複数の条件が設定されているが、当該地域では厳重な警戒が必要である。

今回の台風18号はやばい!

観測史上1位なので猛烈な雨量なので50年に一度でまたかなんて思っていたら痛い目に合うかもしれないので注意が必要だ。

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